平成25年度の介護保険料率を解説

平成25年度の介護保険料率

介護保険料率は毎年見直され変動しますが、今年度(平成25年度)の介護保険料率は昨年度(平成24年度)と同じ1.55%に据え置かれることになりました。

介護保険料率の今後の展望

今年度は保険料率が据え置きとなりましたが、財政が逼迫しているのは相変わらずです。

少し調べてみると、今年度の収支見込みは介護保険料率1.55%で算出すると▲340億円。昨年までの介護保険分の準備金267億円を全て切り崩しても▲73 億円となり財源不足となってしまいます。

本来であれば今年度の介護保険料率は1.57%以上としなければ、この▲73億円が解消されません。

そこで医療分の準備金から切り崩し、この▲73億円の穴を埋めることでなんとか介護保険料率の据え置きにこぎつけたようです。

 

収支見込通り、今年度で介護保険分の準備金がゼロになってしまうと、来年度も今回と同じようなことが出来ません。そのまま介護保険料率に反映されてしまいます。

となると来年度の介護保険料率は大幅な増加が見込まれます

これは来年度だけに限ったことではありません。それ以降も介護保険料率は上昇していく可能性が非常に高いと思われます。

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