介護施設管理士の仕事内容

介護施設管理士とは、介護施設の管理を行う人のことです。 介護施設管理士は、経営面の管理から介護サービスに関することまでを行います。 介護ヘルパーやケアマネージャー、看護師などの介護スタッフたちと連携しながら業務にあたり、介護施設の利用者と共に日常生活を送り、日々サービスを向上・充実させるために努力しています。そのなかで経営面についても考えて行かなかればなりません。 利益ばかりを重視したような経営に走りすぎるのも良いことではありませんし、慈善事業ばかりしていては施設の運営は成り立ちません。介護サービスと経営とのバランスをうまく取るために、日々細心の注意が必要となります。現場をよくみた上での判断も重要となります。

そのため介護施設管理士には、介護に関する幅広い知識や情報をバランスよく持っていることが必要となります。それだけではなく、その知識や情報を臨機応変に応用でき、対応できる柔軟性も重要ですし、施設で働くそれぞれのスタッフをまとめていくリーダーシップも重要な役割になってきます。 このように介護施設管理士には様々なことが要求されるため、優秀な人材を育成していくことが求められています。 そのために介護施設管理士の認定試験制度が始まりました。 これは医療介護ネットワーク共同組合によるもので、2008年の6月に東京と大阪の2会場で第一回目の認定試験が行われました。

このときの受験者数は東京会場で64名、大阪会場で29名の併せて93名でした。そのうち男性が64名で女性が29名、合格者数は77名で合格率は82.8%でした。 受験資格は18歳以上の男女ですが、最も若い受験者は27歳で、最高齢の方は73歳でした。合格基準は正解率70%(80問中56問正解)です。 介護施設管理士認定試験の第2回も東京・大阪の2会場で予定されていますが、医療介護ネットワーク協同組合では今後、全国的に認定試験を実施していくことを目標としています

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