介護保険 実地指導って何?

介護保険 実地指導とは?

実地指導とは、「行政(基本的に都道府県が行う)が各介護サービス事業者に行う定期的な調査」の事を指します。

通常、事前に実地指導を行う旨の通知がされ、当日丸一日掛けて指導が行われます。

介護保険 実地指導の目的

主に2つあります

・高齢者に対する虐待や身体拘束の防止

・不適正な事業運営の防止と改善

介護保険 実地指導の内容

実地指導は大きく分けて3つあります

・運営指導Ⅰ:利用者の生活実態について確認が行われます。また、併せて虐待や身体拘束がないかの確認も行われます。

・運営指導Ⅱ:事業所が提供しているサービスの質に関して確認が行われます。形としては、調査員と事業所側職員とのディスカッション形式をとります。

・報酬請求指導:不適正な報酬請求がされていないか(各種加算・減算が適正に行われているか?)

基準を満たしていないサービスについては減算処理しなくてはなりません。

また、違反が発覚した場合は、改善勧告⇒改善命令および公示⇒指定の一部停止等⇒指定の取り消し と段階的に処分が重くなっていきます。

実地指導の対策

対策はこれといってありません。しいて言うなら、事前通知を受けたときに記載されている必要書類を準備しておくことくらいです。

実地指導は処分を課すための監査ではありません。通常業務がどのように行われているかの調査・報告という位置づけです。

正しく運営がなされていれば、何も問題はなく、また問題があれば素直にその指摘を受け運営改善を行うべきです。

スポンサードリンク

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ