介護用の靴って?

介護用品としての靴は、軽くて履きやすいことが重要です。 履きやすいと言うのは、履き心地はもちろんですが、介護用品ですので靴ヒモで結ぶタイプでなかったり、履くときに力がいらないようなもののことです。 靴の上部がマジックテープで付けるようになっているようなものや、ファスナーで閉めるようになっているもの、つま先のほうまでかなり大きく開くようにできているものなどがあります。また、靴底をすべりにくい素材にして転倒防止にしているものや、靴のつま先とかかと部分を少し巻き上げることによって、つまずき防止になっているタイプもあります。

利用者の身体状況に合わせた靴も種類があり、むくみや腫れのある方ように靴内部を深めに設計したり、横はばにゆとりをもって作られているものがあります。 外反母趾のある方には、柔らかい素材で伸縮性があるような靴や、足の甲のところを少し高くしたようなもの、通気性に優れたようなものやサポート力のあるようなものもあります。リュウマチの方でも履きやすいように工夫されたタイプの靴もあります。 また装具を利用にている方にも対応した靴もあり、歩行訓練にも適したようにデザインされています。 どのタイプの靴もデザインや色の種類が豊富になってきていて、外出用や散歩用、室内用や施設内・院内用のもの、冠婚葬祭用のものもあります。

利用者の身体状況によって片側だけ必要な場合や、左右で違ったタイプのものが必要な場合もあると思います。それらに対応して片側づつの販売をしているところもあります。 通信販売も充実していて、サイズ交換を行っているところもあり、利用金額に応じて送料を無料にしたり、ポイントがたまるようなシステムが多くあります。 歩行が安定しなくなってくると外出する機会が減りがちです。しかし、こういった靴をうまく活用することで歩行訓練にもなりますし、外出を楽しんだり、好きなデザインの靴を選ぶことも大切なことでしょう。

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