上乗せ介護保険について(2012年改正)
2012年の介護保険制度改正により上乗せ介護保険が変わりました。
改正前は5区分(特別区、特甲地、甲地、乙地、その他)
で介護保険を分けていましたが
改正後は7区分(1級地~6級地、その他)に変わりました。
上乗せ介護保険変更したのは赤字の所です。
特別区15%⇒1級地18%、2級地15%
特甲地10%⇒3級地12%、4級地10%
甲地6%⇒5級地6%
乙地5%⇒6級地3%
その他0%⇒その他0%
1級地は東京23区ですが今回の改正理由は首都圏など人件費が地方と比べて高いという事から今回の級地区分けと単位の増減をおこなったそうです。
この結果は再度2014年見直し予定。
上乗せ介護保険の計算方法は?
⇒1単位の単価=10円+(10円×地域区分上乗せ割合×人件費割合)
単順に1級地なら3%上がったから3%を掛ければ収入というわけではございません。
1級地で人件費割合が70%の場合。⇒人件費割合はこちら(ページ中段記載)
1単位=10+(10×0.18×0.7)=10×1.26=11.26円が収入となります。
ちなみに改正前は
1単位=10+(10×0.15×0.7)=10×1.05=11.05ですから
「+0.21」増になったという事です。
⇒今回の改正の上乗せについて表で分かりやすく記載しております(級地区分はページ最下部)
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